手首は「手関節」とも呼ばれ、筋力トレーニングによって太くすることはできない。
手首が太い人と細い人の差は骨の太さ、腱の太さによるものと考えられ、これらは遺伝の要素が大きい。
ただし極端な肥満はこの限りでは無く、脂肪によって手首のくびれがほとんど無くなることがある。
また手首は足首に比べるとどれだけ鍛えても弱い関節なので必要に応じてサポーターやテーピングを巻くことで怪我を予防することが推奨されている。
健康の維持、増進に目覚めた陰キャラのぼくだが、高強度の握力グリッパーと腕立て伏せをしていたら手首を痛めてしまった。
一度痛めると低気圧の日の頭痛のような鈍い痛みが何日も続く。
初めは手首に養生テープを巻いて対処していたが、どう考えてもアホくさいことに気づきamazonで最安値のリストラップを買った。
1ヶ月使ってみた使用感をレビューしていく。
この記事はあくまでも陰キャラによる陰キャラのためのフィットネス記事。
ガチの筋トレオタクの人たち向けではない。
それではやっていきやす。
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アマゾン最安値のリストラップを購入
孤独なフィットネス戦士のぼくはトレーニング歴も浅い。初めて使うものなので比較対象は無い。
またオススメのトレーニングギアを紹介してくれるリア友などもいるはずなく、頼ったのはやはりアマゾンのカスタマーレビューだ。激安と呼ばれる価格帯の商品がいくつもあるが、どれも共通して言えるのはそこまで最悪なレビューはないということ。
つまり、握力グリッパーと腕立て程度ならどれを使っても同じだろう。
ぼくみたな初心者は長さ、素材、厚さにこだわりはない。
大半の人がそうだと思うが、求めているのは安さなのだ。
L-parkリストラップ
購入価格780円、疑いもなく確実に激安品だ。
長さ62cmのリストラップを少し引っ張りながら太さ15.5cmという女性並みに細いおれさまの手首にグルグルと巻き付けていく。
締め付け感も良く、マジックテープの位置も完璧だ。
柔らかいバンドだが、何重にも巻き付けることによって手首がガチっとホールドされる。
血液の流れが制限された感じがする。
手の色が変わってくるが、どうやらこれで合っているようだ。
リストラップを装着してトレーニングしてみた感想は、CoCグリッパーと腕立てを手首の痛みを感じることなく全力でできるようになった。
安定感、安心感がある。
これがトレーニングギアのパワーなのか。
悩んでいた手首の痛みとはオサラバである。
親指のバンドは外して使うことは少ししてから知った。
ちなみにこの商品は左右がわかるようにL、Rのタグが付いているが、タグ通りに巻き付けると外巻きになる。
リストラップは内巻きでも外巻きでもどっちでもいいみたいだからL、Rはあまり気にしていない。
L、Rが逆になれば内巻きになるということだ。
ただしベンチプレスをやるなら大胸筋は内旋作用があるからリストラップも内側に巻くと力が入りやすくなるらしい。
山本義徳先生が言っているから間違いないんだろう。
しかし、どっち向きに巻いても本質的には同じだから理屈はよくわからない。
目的に合ったものを買う
ベンチプレスやパワーリフティングをやるつもりがないが、もしやるとしたらもっと素材が硬くて重量を手首に預けても大丈夫なものが正解なんだと思った。
するとパワーリフティングの試合に使用可能なIPF(国際パワーリフティング連盟)、JPA(日本パワーリフティング協会)公式認定品の中から選ぶのが正解といえる。
なかでも武器屋の鬼リストラップが超上級のエリート競技者達に支持されているようだ。
ぜひチェックしてみてほしい。
筋肉痛と違って、関節痛はやってしまったらいつ治るのか見当もつかない。
トレーニングに全力で打ち込めない絶望感を味わいたくないから、目的に合ったトレーニングギアを使って怪我予防はしっかりやった方がいいと思った。