人の混雑が予想されるお正月の三が日を外して、5日に誕生寺へ初詣に行ってきました。
誕生寺っていうのは日本にいくつかあるようですね。
僕が毎年行ってるのは千葉県鴨川市にある日蓮宗の大本山です。
文字通り、あの有名な日蓮聖人が誕生した地です。
千葉県で初詣といったら成田山新勝寺が有名かと思いますが、成田山はただ有名なだけじゃなくて日本トップクラスの参拝客数を誇ります。
人混み嫌いなヒキニートがそんなところに行ったら新年早々体調がおかしくなるのは必至です。
そんなわけで人口密度の薄い南房総、さらに三が日を外すことでなるべく人を避けるようにしているわけです。
んで、この辺りはいわゆるクソ田舎なんですが、自然の景色は最高にいいです。
地図で言うと少し上の九十九里の海は濁りが酷く、波打ち際が汚く泡立っているところもありますが、南房総の海はめちゃくちゃ青く透き通っていて綺麗なんですね。
でもこれは天気がいい時の話であって、大雨や台風のときは山道は土砂崩れが起こるし、荒れた海は普通に怖いですけど。
まぁそれでも僕は都会より田舎の方が好きです。
ちなみに関東はもう何日も雨が降っていなく、年が明けても相変わらず天気の良い日が続いています。
なので、ドライブがてら景色を楽しむ意味もあって、毎年このお寺に行っています。
小湊誕生寺へ行く
このあたりの沿岸部一帯は“鯛の浦”と呼ばれていて、ちゃんとした観光スポットです。
遊覧船に乗るとマダイの魚群が見れるようですよ。
乗ったことはないですけど。
そんなわけで、このあたりは駐車場ビジネスも発達しています。(500円程度)
タダで止めておけるところはありません。多分。
※Google Earth
毎年行っていると、行動パターンが決まってきます。
駐車場はいつも一番奥のところを利用してます。
管理人の婆さんが駐車料金500円を徴収しに来てくれます。現金のみ。
「良い時期に来たね、昨日まですごく混んでたよ」
と。
この日は車なんてほんの数台だけでした。よかったです。
あとは徒歩で赤線のルートを進みます。
祖師堂でお賽銭をあげて参拝して、お守りを買って、おみくじを引きます。
仁王門の写真を撮って初詣終了って流れです。
シンプルですよね、たぶん30分もいません。
「あぁ、いつも通りの景色だな」
とか
「お土産屋も相変わらず興味ないな」
とか
毎年変わらない意識というか感覚というか、そういうのを味わうのが僕の初詣です。
こんな感じで、人が全くいないタイミングもありました。
この静けさが、いつも通りの正月って感じです。
スロープがゴムチップみたいなのに変わってました。
去年までは木製でした。
でもまぁ、これもいつも通りの風景。
おみくじをひく
これは僕調べというか、経験によることなんけど、誕生寺のおみくじは“凶がとっても多い”気がします。
10年くらい前にTBSの番組のはなまるマーケットで岡江さんだかやっくんが
「おみくじで凶を引いたら、凶以外がでるまで何回でも引いて良い」
ようなことを言っていたことがありました。(もちろん毎回100円払う)
で、その放送があった年の初詣で誕生寺に行ったときにも凶を引いたんですけど
「たしか何回も引いてもOKだったなぁ」
と放送で言っていたのを思い出したのでした。
でもひいてもひいても凶しか出ません。
結局3回連続で番号違いの凶を引いて、辞め。
もう、逆にうれしくなっちゃって結ばずに3枚の凶みくじを大事に財布にしまっていたこともありました。
てことで、僕はほぼ毎年凶を引いています。
体感で言うと8割、いや、9割が凶です。
そんなこともあって、今年もおみくじ料100円を木箱にいれて、おみくじ棒が大量に入った筒をシャカシャカと散々攪拌しました。
そして筒から棒が出てきた瞬間から解ってました。
「ほう、三十九番は凶か」と。
自然を味わう
場所は変わって勝浦です。人がいない綺麗な海は最高ですね。
この海岸は前はシーグラスという角が丸まったガラスの破片(要はゴミ)がいっぱい落ちていたんですけど、なんか知らんけどそのゴミが綺麗だってことで人気があって拾う人が増えたんですね。
久々に探してみたけど、全く落ちてませんでした。
見渡す限り人が居ないです。
日差しもあって暖かいです。
気持ち良すぎですね。
良い感じの流木と溶岩石を拾って帰ります。
まとめ
結局、神にどんな助けを願い求めたかというと
健康でいたい
ってことです。
病気や怪我もそうですけど、心が健康でいたいと。
メンタルがまともであればどんな困難でも乗り切れますからね。
そういう、割と真面目なことを願ってしまいました。
茶色い硬貨と穴の空いた金色の硬貨とアルミの硬貨をいっぱい賽銭箱に投入しました。
おかげでずっしりと重かった僕の財布は軽くなってしまいましたよ。
ということで神様、何卒よろしくお願いします。