生活必需品を買いに行くためにバイクに跨がったはいいものの、取り回しが重くて嫌な予感。
後輪にビスが刺さって、パンクしていました。
写真1
クルマを所持していないので、コレを見た瞬間の絶望感はハンパじゃない。
週末で近所のガソリンスタンドは閉まっているし、バイク屋を呼ぶのも面倒。
週明けまで待つなら自分で修理しようと思って、速攻でAmazonでポチりました。
ろくに下調べもせずに購入したのがコレ
写真2
タイヤ修理ツールキットカテゴリのベストセラー1位!
怪しい中華製品じゃありません。
バイク屋のパンク修理の相場がチューブレスタイヤで2,000円らしいので、自分でやった方が安上がりです。
ちなみに車のタイヤの修理も可能。
パンク修理の流れ
日本語の説明書付きだから安心です。
センタースタンドをたてて作業します。
写真3
一応、パンクした位置をマークしておきます。
写真4
ニッパーやペンチを使ってビス(異物)を引き抜きます。
引き抜くとプシューと空気がでてきます。
写真5
ビス。今回のパンクの原因。
写真6
修理キットのスクリュードライバーの金属部に、ラバーセメントをつけて
写真7
右回しで根元まで差し込みます。
右回しすれば勝手に差さっていきます。
写真8
右回ししながら半分まで引き上げて、根元まで差し込んでを数回繰り返します。
半分引き上げて、スクリュードライバーの金属部にラバーセメントを塗って
根元まで差し込んだ状態で、次の作業の準備をします。
写真9
ラバースティックをインサートドライバーに差し込むのがちょっと大変。
ベタベタでなかなか挟めないので、ニッパーで広げながらラバースティックを押し込みました。
写真10
ラバースティックにラバーセメントを多めに塗ったら、タイヤに差し込んでおいたスクリュードライバーを引き抜いて
写真11
インサートドライバーを根元まで真っ直ぐ突っ込み、真っ直ぐ引き抜きます。
写真12
はみ出してるラバースティックを切り落としたらOK
走ってれば削れて馴染むからテキトー。
写真13
空気を入れたら修理完了です。
自転車用の携帯空気入れで入れました。
作業の大変なところ
写真11のインサートドライバーを根元まで差し込むのはかなり大変でした。
押しても硬くて全然差し込めません。
タイヤが回転するし、空気が入っていないから押し込むとタイヤが凹んで力がはいりません。
対処法は今回はスクーターだったので、リアブレーキは握った状態でヘアゴムで止めておきました。
これでタイヤは回転しません。
凹みは、一度タイヤに空気を充填させて凹まないようにしました。
これで力一杯押し込めるんですが、気をつけないとセンタースタンドが外れてバイクが倒れます。
自転車用携帯空気入れが優秀
写真13に写っている空気入れ。
自転車用のアタッチメントを外したら、普通にバイクのタイヤに空気を送り込めてビックリ!
ただ、作業姿勢がツライし空気圧が高くなってくると押し込むのもどんどん重くなっていくけど。
圧力計もないので、ある程度空気を入れたらガソリンスタンドで空気圧を見た方がいいです。
ただし、小さいし軽いし、持ち運びできて◎
自転車のフレームにクランプで留められます。
作業姿勢がツライこと以外は優秀。
パンク修理キットのいいところ
・バイク屋での修理相場と比べて断然お得。
ラバースティック7本付きですよ、パンク1箇所200円以下で修理できます。
・パーツの紛失を防ぐ収納ケース付きなのが嬉しい。
もしもの時のために、遠出する時はケースを持ち歩きます。
・説明書も分かりやすい。
パンク修理キットのダメなところ
・ラバーセメントの量が少ない。
スティックより先になくなりそう。
・インサートドライバーが使用後ベトベト。
水洗いでは落ちないから、自前のシンナーで落としました。
一瞬でベトベトがとれるけど、普通の人は持ってない。
まとめ
自分で修理して数日経過したけど、空気漏れも無く快調。
走行距離18,000kmで2回パンクを経験しています。
パンクが原因でタイヤ交換したことないので、今回も大丈夫だと思います。
今後のためにも、備あれば憂いなしということで修理キットを購入したけど、良い買い物でした。
皆さん、出先でパンクしたらどうします?
おわり